こんにちは よもぎ(@ymgluck)です!
ドラクエ10の黒歴史!
ということで今回は、これまでのドラクエ10の歴史に残る、ヤバすぎる事件を12個紹介します。
ドラクエ10はついに12周年ということでかなり歴史が長いゲームなんだけど、それだけに「事件」もたくさん起こっている。
その中でも特にぶっ飛んだものとか、面白いものとか、印象に残ったものを、12周年にちなんで12個紹介します。
超有名なものから知られざるマニアックなものまでたくさん集めたよ。
※この記事はChatGPTを使用して制作しています
注意点いろいろ
一応今回の記事の注意点をはじめに言っておきます。
- 「事件の解説」ということで人によっては不快になる可能性がある、苦手そうだと感じたら見ないでね!
- 今回の事件の解説は「個人的に印象に残ったもの優先」あえて感情を重視して、細かいデータとか情報はあまり見ずに作っています。
- 今回触れられていないもので、間違いなくドラクエ10史上一番ヤバい事件があるのですが、それは殿堂入りということで、そういうのは入れていません。
危険すぎる事件と、あと「女性差別」的なものにあたる(と個人的に思っているもの)は触れません。
動画解説
動画での解説はこちら
ぜってー見てくれよな!
バズズきんかい事件
では、まずは「バズズきんかい事件」からお話ししましょう。
この事件が起きたのは、バージョン1.2、ドラクエ10サービス開始直後の出来事です。
この事件を理解するためには、まずドラクエ10の「栄光民」について説明する必要があります。
かつてのドラクエ10には「栄光の本スレ民」、略して「栄光民」と呼ばれる伝説的なトッププレイヤー集団が存在しました。
彼らは
- 数億G所持
- 全ての理論値アクセ所持
- リアル勝ち組で高収入、高学歴
- 身長190cm超え
- 超絶イケメン
- 性格が良くて誰にでも優しい
- 山持ち
このような圧倒的ハイスペック集団で、まさに常勝集団でした。
今の感覚だと大したことはないですが、当時の環境では彼らの存在は驚異的でした。
今で例えるなら、「100億G以上持っていてデルメゼ4を3人討伐できる集団」といった感じです。
そんな彼らは、今はなき「2ちゃんねる」というネット掲示板で日々議論を交わし、ドラクエ10の世界をリードし続けていました。
栄光民はその高い実力と知識で知られ、多くのプレイヤーが彼らを尊敬していました。
そんなある日、コインボス「バズズ」が実装されました。
バズズが実装された日、当時の廃人プレイヤーが「バズズ最速討伐」のライブ配信を行い、栄光民はそれを観戦しました。
そして討伐に成功し、宝箱を開けた瞬間、衝撃の出来事が起こりました。
宝箱を開けた瞬間、栄光民の目に飛び込んできたのは、なんと「きんかい」でした。
予想外の光景に栄光民は大爆笑。
「きんかいwww」 「バズズきんかい確認www」 「バズズコインゴミ確www」 「きんかいとかどうするんだよ…」 「こんなん誰が取りに行くんだよwww」
47:名前が無い@ただの名無しのようだ 2013/01/24(木) 12:34:12.97 ID:KsxWCZT30
きんかいwwwww
48:名前が無い@ただの名無しのようだ 2013/01/24(木) 12:34:13.36 ID:JMhgngFe0
きんかいwwwwww
51:名前が無い@ただの名無しのようだ 2013/01/24(木) 12:34:19.00 ID:mJ8HmGee0
バズズきんかい確認wwwwwww
52:名前が無い@ただの名無しのようだ 2013/01/24(木) 12:34:21.84 ID:PwfzlaQU0
きんかいwwwwwwww
59:名前が無い@ただの名無しのようだ 2013/01/24(木) 12:34:41.95 ID:qdZW9ZCM0
きんかいw
63:名前が無い@ただの名無しのようだ 2013/01/24(木) 12:34:44.65 ID:SPex7Y2P0
きんかい吹いたwwwwwwwwwwww
66:名前が無い@ただの名無しのようだ 2013/01/24(木) 12:34:56.13 ID:7Qkp803W0
きんかいwww
バズズコインゴミ確www
75:名前が無い@ただの名無しのようだ 2013/01/24(木) 12:35:13.86 ID:Cg6LOkkU0
きんかいとかどうすんだよ・・・・
77:名前が無い@ただの名無しのようだ 2013/01/24(木) 12:35:16.63 ID:TAxS/y82O
バズズの報酬はきんかい
87:名前が無い@ただの名無しのようだ 2013/01/24(木) 12:35:47.96 ID:quv04m8B0
きんwwwwかいwwwwwwwww
90:名前が無い@ただの名無しのようだ 2013/01/24(木) 12:35:51.64 ID:G7rmFyIM0
きんかいとか騒いでる奴はアトラス倒したことないだろw
107:名前が無い@ただの名無しのようだ 2013/01/24(木) 12:36:35.36 ID:Cg6LOkkU0
>>90
倒す以前にやったことない
95:名前が無い@ただの名無しのようだ 2013/01/24(木) 12:36:02.46 ID:AI8rkbJ70
バズズwwwwwwwww
きんかいwwwwwwwwwwwwwwwwwww
102:名前が無い@ただの名無しのようだ 2013/01/24(木) 12:36:21.11 ID:fsgiy1O8O
きんかいて
アルケミストンかよバズズ
134:名前が無い@ただの名無しのようだ 2013/01/24(木) 12:38:23.97 ID:SPex7Y2P0
きんかいwwwww
斜め上すぎるだろこれwwwwwww
こんなん誰が取りにいくんだよwwwwwwwwwwwwwwwhttps://wikiwiki.jp/dq10dic2nd/%E3%80%90%E3%83%90%E3%82%BA%E3%82%BA%E3%81%8D%E3%82%93%E3%81%8B%E3%81%84%E4%BA%8B%E4%BB%B6%E3%80%91
バズズの報酬が「きんかい」であると栄光民は大盛り上がりしました。しかしこれはただの初見の勘違いでした。
実際のバズズの報酬は「ソーサリーリング」であり、きんかいはただのドロップアイテムに過ぎませんでした。
この事件により、トッププレイヤー集団とされていた栄光民が、実はコインボスの仕様すら理解していないことが明らかになり、彼らの威信は一瞬にして崩れ去りました。これが「バズズきんかい事件」の全貌です。
ただ、このような事件が起こった背景には、当時の環境が今と比べてあまりにも過酷すぎたという事情もあります。
当時の金策事情やコインボスの仕様、プレイヤー間の戦闘スキルから考えると、今で例えると
- コイン1枚1000万ゴールド
- ボスの強さはデルメゼ3程度
- アクセの破片というシステムはなく、ハズレ枠は聖水
このような地獄の仕様でした。
さらにアクセサリーの合成も地獄仕様で、当時はエナジーもなく、合成効果を消すこともできませんでした。
このような過酷な環境だったため、「バズズきんかい事件」は仕方のない出来事だったとも言えます。
ちなみに、この栄光民はその後どうなったのか、と言いますと…
評判は一時的に落ちましたが、初心に戻り真面目にゲームに取り組むようになり、再び尊敬されるようになった…という理想的な話ではなく、実際のところは「バージョン3の闇」に飲まれて闇落ちし、「珍宝民」に変質してしまい、栄光民と呼ばれることはなくなってしまいました。
以上が「バズズきんかい事件」の詳細です。
始めはネタ的な事件でしたが、ここからはより深い闇の部分が多くなっていきます…。
ごみぴー事件
続いて紹介するのは「ごみぴー事件」です。
この事件は、コロシアムというコンテンツを終焉に導きかけた衝撃的な出来事です。
事件が起こったのはおそらくバージョン1末期かバージョン2初めの頃です。
ドラクエ10のバージョン1.5後期にコロシアムが実装されました。
新たなコンテンツの登場にアストルティア民は大盛り上がり…とは言えず、実際には非常に賛否が分かれるコンテンツでした。
ドラクエ10における初のPvP要素で、賛否両論が巻き起こりました。
そんな中、運営はコロシアムを盛り上げたいと思っていたようで、選ばれたプレイヤーを実際に集めて公式の「コロシアム大会」を開催しました。
大会は公式生放送で配信され、多くのプレイヤーが注目する中、とんでもない事件が発生しました。
公式コロシアム大会で熱いバトルが繰り広げられた後、試合終了の瞬間、画面に映ったのは…
「ごみwwwwwwwwwww」というチャットメッセージでした。
なんと、公式大会中にチャットで暴言を吐いたプレイヤーがいたのです。
この暴言は公式配信にそのまま映り、運営に泥を塗る形となりました。暴言を吐いたプレイヤーは大炎上し、コロシアムは「怖いコンテンツ」という印象を一層強める結果となりました。
暴言を吐いたプレイヤーは後に「自分自身への暴言だった」と弁明しましたが、受け入れられることはなく、炎上は収まりませんでした。
この事件以降、コロシアムでは暴言対策として白チャットができなくなり、荒れそうな要素が次々と潰されていきました。さらに、公式配信によるコロシアム大会は一切開催されなくなりました。
この事件が「ごみぴー事件」と呼ばれる理由は、暴言を吐いたプレイヤーの名前に由来しています。
以上が「ごみぴー事件」の全貌です。
FF移民モーモン詐欺事件
次に紹介するのは「FF移民モーモン詐欺事件」です。おそらく初めて「モーモン詐欺」が処罰された、記念すべき(?)出来事です。この事件が起こったのは、バージョン2の後半頃だと思います。
この事件を語る前に、まず当時の環境について少し説明します。
モーモン詐欺とは?
モーモンバザー詐欺とは、素材の価格をバザー掲示板の表記より一桁多くして売ったり、似た名前の別のものを騙し売りする詐欺行為のことです。
今ではある程度対策がされていますが、当時は無法地帯でモーモンバザー詐欺が横行していました。
運営としては、外部の掲示板の書き込みとの関連が証明できないため対処が難しく、高額で売ること自体には問題がないという理由で、なかなか取り締まれなかったのです。
FF14からの移民
もう一つの背景には、FF14からの移民、通称「ゴールデンボール民」の存在があります。
当時、FF14は非常に過酷な環境で、FF14についていけなくなった人や問題を起こした人が多数ドラクエ10に移住してきました。
彼らは「ゴールデンボール民」と名乗り、ドラクエ内で集まりFF14を罵倒するという娯楽を楽しんでいました。
最近よく見られる「ドラクエからFFに移って、ひたすらドラクエを叩き続ける」化け物たちの逆バージョンといった感じですね。
FF14から多数の化け物が襲来したこと自体が事件のようなものな気もします。
事件の発端
バージョン2の末期、ゴールデンボール民はいつものようにFF14をボロカスに叩いて楽しんでいました。
そんな中、彼らのリーダー的存在のプレイヤーから驚きの報告がありました。
「ごめんなさい、ドラクエ10をバンされたナリ。平和なドラクエは私には合わなかったナリ。モーモン詐欺してたらバンされたナリ。」
なんと、彼らのリーダーがBANされたというのです。仮に彼を「アンチニキ」と呼びます。
アンチニキによると、ゴールデンボール民を率いていたものの、平和すぎて飽きたため、スリルを求めてモーモン詐欺を行っていたところ、BANされたとのことです。実際、アンチニキは当時大暴れしていたとある詐欺プレイヤーでした。
アンチニキはゴールデンボール民が集うチームのリーダーでしたが、その裏の顔は巧妙な詐欺プレイヤーだったのです。
驚愕の理由
モーモン詐欺師がバンされて一件落着かと思いきや、なぜ彼がBANされたのかという謎が残ります。
当時のモーモン詐欺は非常に対処が難しかったのです。
その驚愕の理由は、「FF14もBANされていた」からです。
つまり、運営がモーモン詐欺師を調査していた際、彼のアカウントが「FF14でBANされているアカウント」と共通していることが判明したのです。
まるで別件逮捕のような形で初めてモーモン詐欺が処罰されました。
以上が「FF移民モーモン詐欺事件」の全貌です。
逆天井事件
次に紹介するのは、お馴染み「逆天井事件」です。この事件が起こったのは、バージョン2.4の最後辺りです。
当時のカジノは今と違って非常にシビアな環境でした。
すごろくもカジノイベントも存在せず、通常のゲームはゲロマズ。
それに加えて、超重要アクセの「神秘のカード」や、高嶺の花の「キングスライムハウス」、金策として超絶美味しい「おみくじボックス」など、魅力的な景品が多くありました。
そのため、カジノコインは非常に希少で、ジャックポットを引いたプレイヤーを嫉妬の炎で燃やす、なんて事件も発生しました。(今回は入れていませんが、これはこれで闇が深い事件です…)
そんなカジノでしたが、バージョン2.4末期にとある「必勝法」が発見されます。
それは「固定を組んでポーカーでわざと負け続けると確実にレイドが発生して大儲けできる」というもので、この「わざと負け続けるとレイドが出るという仕様」が、逆天井と呼ばれました。
この必勝法はワザップでもなんでもなくガチの方法で、当時の廃人たちは固定を組んで無限にカジノを周回。これに参加できない一般プレイヤーたちの怒りが爆発し、大炎上となりました。
そして、なんやかんやあり、逆天井が潰され、一般プレイヤーの怒りをごまかすためにポーカーやスロットが大幅に緩和されました。
その後、バージョン3でスゴロクが追加され、カジノコインがインフレして、この事件は解決しました。
余談ですが、この事件によって、栄光民からとある名言が生まれたので紹介します。
今まで3年間真面目にドラクエやってた奴より
2日間カジノやった方が儲かってるというw
このゲーム自体が末期だから仕方ないけど…。 気持ちが冷めるね
なんともいえない哀愁があり、とても切ない名言ですね。
この名言から、「職人などのデカい金策をやらずに、キラキラマラソンや日替わり討伐でコツコツ頑張ってる層」のことを「真面目おじ」と言われるようになりました。
そんな感じの逆天井事件でした。
職人チート事件
次は「職人チート事件」…これに関しては、ガチの「事件」です。この辺から事件の規模がとんでもなくなってきます。
この事件が発覚したのはバージョン3.1後期。しかし、実際に行われていたのはもう少し前のことでした。
3.1後期が始まってから少し経った頃、運営からとんでもない報告がありました。
当時の最新両手剣「スレイプニール」の極端に星3成功率が高いキャラクターを調査したところ、なんと、チート…改造ツール的なものを使って、通常プレイではない方法で作っていたことが確認されたのです。
そして、チートを行っていたプレイヤーたちは永久バンになり、更に警察にも相談しているとのことでした。
これは本当に衝撃的でした。まさかこんなことがあるなんて。
ちなみに、この事件が発覚する少し前に、とあるガチ勢が「ドラクエ飽きたw」と引退表明をされていたのですが、このときにチートでバンされていたことが判明しました。恥ずかしすぎますね。
この職人チート事件に関しては、ゲームのアカウントは永久BANという形で処罰され、更に後々「リアルのアカウント」に傷がついた人も多数、ということで一応解決しました。
しかし、大炎上しながら、更に別の事件に発展します。
職人チート事件とは全く関係ない「ダイス屋」が何故か「職人チート事件の黒幕」とめちゃくちゃに叩かれ、「運営がダイス屋と癒着して優遇している!ダイス賭博をグレンから追い出せ!」という謎すぎる暴動が発生しました。
当然「運営が癒着している」というのはデマなのですが、なぜかそんな空気に。これに関しては正直、完全に謎です。わけがわからない…。
運営からも「んなわけねーだろバーカ」って一蹴されました。
元々ダイス屋っていうのは、アホほど金を持っているということで、ライト層からは蛇蝎のごとく嫌われていました。
しかし、職人チートと何も関係ないのになぜかこちらに発展したのは謎すぎます。集団ヒステリーというか、エコーチェンバーというか…。
その結果、ダイス屋たちはグレンからラッカランに移り、更に取引ゴールドに100万ゴールドの上限が付きました。いやこれ、めちゃくちゃ不便なので勘弁して欲しいです…。
ダイス屋は郵送で取引しているため、完全にライト層へのガス抜きでしかない無意味な謎制限であり、色々クソ不便です。そろそろなくして欲しいですね。
といった感じの「職人チート事件」でしたが、この事件が発覚した理由がかなり面白いので最後に紹介します。
とあるプレイヤーが「自分がめちゃくちゃ大成功を作れることを見せる」ために、職人ギルドでスレイプニールを作っていたところ、こいつ明らかに成功率やべえやん…と噂になり、運営に通報された結果、チートを使ってスレイプニールを作成していたことが発覚。
つまり「イキって見せびらかした結果捕まった」という、あまりにもアホすぎる事件でした。
なんか最近のスカッと動画みたいな話ですね。
ということで、おそらく今回の記事で一番ヤバい事件である「職人チート」でした。
バージョン3.2の悪夢
次の事件は「バージョン3.2の悪夢」
これは最も多くの引退者を生み出し、ドラクエ10の環境としては一番ヤバかった事件かもしれません。バージョン3.2ということで、発生したのは当然バージョン3.2の時期です。
バージョン3.2のシナリオのボスはどれもこれも謎にめちゃくちゃ強く、更に運営の謎思想により、強さ設定ができなかったため、多くのライト層がシナリオすら遊ぶことができなくなり、そのまま多くのプレイヤーが引退していった、という悪夢の事件です。
まず、バージョン3.2の始めのボス「遺跡の魔物たち」からしてやたら強くて、ライト層からするとかなりきついものでした。
こいつを倒せないとマップを開放できないため、ろくにキラキラ拾いすらできませんでした。
ストーリー中盤の「青キノコ」もめちゃくちゃ強く、死にものぐるいで遺跡をクリアした層をさらに振り落としていきました。
そして極めつけのラスボス「フィルグレア」が本当にヤバかった。
フィルグレアはシンプルに強すぎる上に、当初は「ミラーリングの回数」に制限がなく、運が悪いと無限に分裂してくる始末でした。
やっとの思いでフィルグレアの片方を倒したと思ったら、再度ミラーリングで復活し、これで心が折れた人がかなり多かったと思います。
バージョン3.2の舞台が氷の領界だったこともあり、アストルティアをまさに凍らせた事件でした。
しかし一応、その後にとことん弱体化されて、今では見る影もないくらい弱くなっています。また、他に楽しいことがたくさん増えたので、この時にやめた人もぜひ復帰してみてください。
ということで「バージョン3.2の悪夢」でした。
1700民事件
ChatGPTさんが生成した1700民
次の激ヤバ事件「1700民事件」これもバージョン3.2の時期に発生しました。バージョン3.2は本当にやばいですね。
この事件は、バージョン3.1で実装されたムチ「クロスペンデュラム」を悪用した事件です。
クロスペンデュラムには「状態異常成功率+10%」という効果が付いているのですが、これを装備することで「本来効果がない敵にも10%で状態異常を入れることができるようになる」つまり、どんな相手でも「みのがす」ことができるようになるという、とんでもないバグが見つかりました。
「みのがす」は、邪魔な雑魚を戦闘から追い出せる便利な技ですが、通常は「一定以下の格下、かつザキ耐性が100%ではない相手」にしか通用しない、かなり制限された技です。
当然、ボスには通らないのですが、クロスペンデュラムを装備することで「見逃す」が使える戦闘ではどんな相手でも見逃せるようになり、レグナードや邪神のボス、イーギュア、さらには「フィルグレア」までもが見逃せるようになりました。
レグナードや邪神ボスと戦わずにサクッと見逃して報酬を得るというのは、当然ながら非常に問題があります。これは誰がどう見てもバグであり、ネトゲにおける最も重い罪の一つである「デュープ(複製)」にあたるバグでした。この事件が起こった日は、運営から「クロスペンデュラムの見逃しバグがあるから絶対にやるな」とさんざんアナウンスされていました。
結果として、このバグを利用して「みのがす」行為を行った人はもちろん、「他の人の見逃しに期待して邪神を周回しまくっていた人」も根こそぎ処罰されました。
後者は巻き添えでかわいそうな気もしますが、そんなこんなで、とんでもない数のアカウントが処罰されました。
その数なんと1700アカウント。この事件でアカウントに傷がついた人たちのことを「1700民」と呼ぶようになりました。
ちなみに、BANされたのは一般プレイヤーだけでなく、結構な数の有名プレイヤーも含まれていました。具体的に誰がBANされたかは控えますが、かなりの影響がありました。
私自身はこのときどうだったかと言うと、実は…1700民…
ではありませんでした。ギリギリセーフでした。
その日偶然遅くまで寝ていて、起きてインしたときにはほぼほぼ終わっていました。
「自分が見逃す」のは明らかにやばいとは思っていましたが、「他の人に期待するのはセーフ」と思っていたので、もし起きていたら間違いなく邪神周回していました。間一髪助かりました…。
危ない橋は渡らないようにしましょう。
ということで、これが「1700民事件」でした。
悪質配信者?事件
次に紹介するのは「悪質配信者?事件」です。
あまり知られていないかもしれませんが、かなり闇が深い事件です。
この事件が発生したのは、バージョン3.5後期辺り、ちょうどPS4版がリリースされた頃です。
ドラクエ10のPS4版が出た頃、それまでガッチガチに規制されていた「配信関連の規約」が大幅に緩和されました。
「どこのサーバーでも配信しても大丈夫」という、かなりの大盤振る舞いとなり、これが原因で大荒れとなりました。
通常のゲームでは普通のことかもしれませんが、ドラクエ10があまりにもガラパゴス的な環境だったため、多くのプレイヤーには受け入れられなかったのです。
その結果、規約は再びガチガチに変更され、ドラクエ10の未来が暗くなってしまいました。
この頃、とある事件が発生しました。
「PS4民にプレイベを無断配信されて荒らされた」という訴えが、2ちゃんねるやSNSに投稿されました。その時のやり取りを再現したのがこちらです。
「プレイベ中で映りたくない人が居ます、映さないでください」
「いや全サーバー配信オッケーだよね?ルール上問題ないよね?」
「配信やめてください」
「配信されたくないなら別のサーバー行けよ」
このような会話が投稿され、アストルティアは大荒れ。
「プレステ勢の悪質配信を許すな!」というムードが広がりました。
特に盛り上がったのが「ゲハ板」という「ゲームが大嫌いな人が集まる掲示板」で、「やっぱりプレステはクソだった!」という方向で盛り上がっていたようです。
ここで終われば「最悪な悪質配信者がいた」という話で終わったかもしれませんが、事態は思わぬ方向へ進みました。
少し経ったころ、運営から衝撃の事実が発表されました。
「プレイヤー間で配信トラブルが話題になっていますが、実は一人のキャラクターが全部演じていました。」
「ドラゴンクエストX 画像・動画などの取り扱いについて」ガイドライン変更にともない、プレイヤー間でトラブルが起きていたのでは、と一部コミュニティで話題になっていたことを確認しています。
これは動画配信をしている方が、プレイヤーイベントを主催している方に対して、『配信に映りたくなければ違う場所へ行けばいい』という趣旨の発言をしている、チャットログの画像が外部サイトに投稿されていたものです。
該当の画像はキャラクター名等を加工して見えないようにしており、トラブルがあったかのように見える画像となっていましたが、調査したところ、あたかも複数人の会話であるかのような発言を1キャラクターが演じて発言していたことが分かりました。
以上の状況より、この行動はガイドラインの変更にともなってトラブルが起きていると誤解させることが目的の行動であり、プレイヤーイベントなどのプレイヤー活動や、配信活動を委縮させる悪意ある行為と判断のうえ、関連アカウントには厳正な対処を行なっております。
https://hiroba.dqx.jp/sc/topics/detail/8d420fa35754d1f1c19969c88780314d/
本来のチャットログはこのような形になります。
つまり、この事件の真実は「プレステユーザーがプレイベを無断で晒し配信をしている」のではなく「プレステユーザーがプレイベを無断で晒し配信をしているように見せかけた、自演で虚言した人物が存在した」ということです。
この異常者の虚言を信じて、多くの人が騙され、暴動を起こしてしまったという、超絶闇が深い事件でした。
公式からもはっきり「嘘松」認定されました。どうなったのかは不明ですが、きっちり処罰されていることを願います。
この事件について、「荒らしたやつがいた」というところまでしか知らず、実際は虚言だったという情報を持っていない人が多いと思うので、今回はっきりとお伝えします。このような事件がありました。
ちなみに、このスクリーンショットを投稿した人物は画面を直接撮影しており、普通に考えるとPC民ではないため、使用しているハードは…という話はやめておきましょう。
ということで「悪質配信者自演事件」でした。配信アレルギーの闇…。
パクレ警部の事件簿事件
では続きまして、「パクレ警部の事件簿事件」についてです。
この事件はバージョン4.4で起こりました。
この事件は、「パクレ警部」クエストのネタバレになるので、ある程度ぼかして書くと、ものすごく簡単に言うと、キャラクターズファイルクエスト第四弾「パクレ警部の事件簿」のストーリーが、あまりにも問題がありすぎた結果、めちゃくちゃ大炎上しました。
ドラクエ10の外でも「ドラクエ10のストーリーがヤバいwww」といった方向で盛り上がりました。
正直、キャラクターズファイルは第一弾のリーネからすでにいろいろと問題があった気がしますが、パクレ警部はさらにヤバかったですね。
大炎上した結果、まさかの運営から直接「パクレ警部のクエストやばかったわごめんなさい」という発表がありました。
あまりにも多くの問題を抱えたストーリーで、大荒れした結果として、後々、パクレ警部クエストの続編、解決編というものが作られました。
最終的には無難な形で落ち着きましたが、元々はどういう設定だったのか気になりますね。
ということで「パクレ警部の事件簿事件」でした。
ストーリー関連の炎上としては、他にもエルフのシラナミくんの女性差別発言や、バージョン6.5後期のストーリーの炎上など、いろいろありますが、今回は少し笑えない話なので「パクレ警部事件」を紹介しました。
ぶっちゃけ、シラナミくんの話はこの動画を作っている最中に思い出したということもありますが、彼の発言は本当にヤバいので、今回は「殿堂入り」としておきます。
3DS版無限キャラデリ金策事件
ChatGPTが考える「3DS版無限キャラデリ金策事件」
では次に、「3DS版無限キャラデリ金策事件」です。
この事件が起こったのはバージョン5開始直後です。
ドラクエ10のバージョン5で、「新キャラのストーリーをカットして、最新バージョンから始められる」というシステムが追加されました。
これを利用して、初期キャラで速攻でバトル・ルネッサンスをプレイし、黄金の花びらを稼ぐ、いわゆる「キャラデリ金策」が生まれました。
それまでも似たような「新キャラを利用した金策」はいろいろありましたが、ここで大きく広まりました。
ここまでなら、各アカウントごとにキャラデリできる回数が制限されているため、問題はありませんでした。しかし、3DS版の存在が問題となりました。
今は亡き3DS版のドラクエ10ですが、これには3DSそのものを初期化すれば新たにドラクエ10を始めることができるという特性がありました。
さらに3DS版には「無料で3時間製品版としてプレイできる」機能がありました。
つまり、3DS版を無限に初期化すれば無限にキャラデリ金策ができる、という状況が生まれたのです。
これはさすがにバランス崩壊ということで、3DS版を始めた際には「無課金の状態は体験版と同じ仕様になる」という方向で規制されました。
また、キャラデリできる回数が毎月5回から1回に減らされ、バトル・ルネッサンスに参加できるのはプレイ時間が24時間を超えてから、という仕様変更が行われました。
いろいろな方向で調整が行われたのです。
そして当時、この金策を広めた底辺ブロガーがプチ炎上しました。どんな底辺ブロガーかわかりませんが、バランスを崩す行為は到底許されるべきではありません。
そんな感じで、元々は炎上レベルのバランス崩壊金策だったのですが、調整された結果、今では「毎月1回のそこそこ美味しい金策」レベルに落ち着きました。
ということで「3DS版無限キャラデリ金策事件」でした。
ギスギス推奨事件
続いては「ギスギス推奨事件」です。これもなかなかのヤバい話です。
事件が起こったのはバージョン5の後半あたりだと思います。
バージョン5.1で追加された「輝晶核システム」と「輝晶獣」は、これまでになかった、完成された武器をさらに強化することができるシステムで、廃人たちは大盛り上がりしました。
輝晶核金策という新たな楽しみも増えました。
しかし、輝晶核を手に入れるためのコンテンツは「ドグドラ持ち寄り」と「フィールドでの取り合い」という、どちらも敷居が高いもので、どちらも「ギスギス」しがちなものでした。
有名な「ごめんなさいではないです」という言葉もあり、どうしてもそういうイメージがあります。
このような理由から、一般プレイヤーからは「怖いコンテンツ」とされていた輝晶獣関連ですが、ある日のドラクエ10TVにて、運営から衝撃の発言がありました。
輝晶獣がギスギスしがちで怖い、という話に対して、運営は「ギスギスを楽しんでいただければと思います」と発言しました。この発言により、運営がギスギスを推奨するのかと大炎上しました。
正直、運営の言葉はわりと正論で、輝晶獣はそういうコンテンツです。
殺伐とした雰囲気が楽しいというか、平和で和気あいあいとしている輝晶獣は逆に何が面白いのか謎です。
それでも、運営の失言としてかなり炎上したという事件でした。
運営の失言というと、他にも「リアリティが無い」とか「おもしろくなってきたぞー」とかいくつかありますが、代表としてこの事件を紹介します。
サンタスカートナーフ事件
最後に紹介するのは「サンタスカートナーフ事件」です。
この事件が起こったのはバージョン6開始直後です。
バージョン6.0のアップデート情報で「サンタスカート」のデザインを調整します、という謎の情報が発表されました。
この時点ではその意図は不明でしたが、実際にアップデートされると、悲惨なデザインに変わってしまいました。
元々のデザインはだいぶセクシーな感じだったため、バージョン6のアップデートで規制されたわけですが、それにしてもあまりにもクソダサいデザインに変更されました。
言葉で説明すると、元々のデザインはスカートの中身の色を変えられたり、デザイン自体が大きく異なっていたのですが、新しいデザインでは中身がスパッツになり、色変更不可、さらに真っ赤でテッカテカというあまりにもマニアックなものになってしまいました。それでいて歩いているだけで中身が丸見えなので、かなり悲惨なことになりました。
このようにして、ドレアとして使い勝手が良かったサンタスカートが使い物にならなくなり、主にドレア勢の間で大炎上。
その結果、カラフルブーケとツヤめきペイントが無料配布されることになりました。ちなみにこれは今でも受け取れますので、リンクを貼っておきます。ドレアする際に受け取ってみてください。
※使用期限があるのでドレアをする直前に受け取りましょう。
この規制が行われたのは、おそらく「最近の世界的なあれこれと、スクエニ側の過度な自主規制」によるものかと思いますが、真実は謎です。最近のスクエニはセクシーな服にめちゃくちゃ厳しいですからね。
余談ですが、サンタスカートの他にも、似たようなナーフが行われた装備があります。
まずは「ゴシックフリル」、これは結構有名です。直接表現するとアレですが、昔は下からお腹が見えたのが、今はお腹の部分が真っ黒に塗りつぶされています。
バージョン2.3後期のアップデートでナーフされたらしいです。
次にモダンローズドレスですが、構想段階ではチャイナドレスのようにスリットが入っていましたが、実装時に潰されました。
これは本当に残念で、見た目がダサくなり、チャイナドレスの良さが失われました。
そして「カミルのローブ下」ですが、地味にカミルとデザインが違います。
よく見ると微妙に異なるのです。
そんなこんなで、バージョン6の悲劇「サンタスカートナーフ事件」でした。表現規制は仕方ないとしても、パッと見でダサいのは勘弁してほしいものです。
あなたが知っていた事件は?
まとめ
以上、ドラクエ10の歴史に残るヤバすぎる事件を振り返りました。
それぞれの事件は、ゲーム内外で大きな波紋を呼び、プレイヤーたちに様々な感情を与えてきました。
それでも、ドラクエ10は多くの人々に愛され続けています。
こうした事件があったからこそ、今のドラクエ10があるとも言えます。
これからも多くの冒険や出来事を通じて、アストルティアの世界はさらに進化し続けることでしょう。
これからもドラクエ10の新たな冒険と共に、私たちの旅は続きます。
みなさんも一緒に、次の歴史を作り上げていきましょう!
最後までお読みいただきありがとうございました。またアストルティアでお会いしましょう!
まだまだたくさん事件はあるけど今回はこれらを紹介!
また別の機会に紹介するかも!
コメント
花火大会事件が無い
やり直し
正直入れる予定だったけど12枠からは外れました(15枠なら入れてた)
1.1直前頃から始めた大ベテラン勢ですが、一番覚えてるのは1700民でしょうか。堂々と動画で実況して「おお!いけたいけた!やったー!」って何の罪の意識も無くはしゃいでたのを見て「コイツマジか…」って吐き捨てた記憶がありますね。
コインボスは1.5でミネアと共に制限時間つきの「カード」が実装されて初めて挑戦始めたからバズズきんかいは全然知らなかったなぁ。あとフィルグレアは現地で即席パラ魔パーティ組んで分裂させずに倒したのが本当に懐かしいです。ストーリーボスのなかでパーティ組んで倒したのは未だにこのボスだけですね。
フィルグレアアツい思い出だ