こんにちは よもぎ(@ymgluck)です!
今回は、ドラクエ10における「死語」をご紹介します。昔はよく使われたけれど、今はほとんど聞かなくなった言葉を10個ピックアップしました。
数年前に「死語」の解説動画を投稿しましたが、それの続編のような感じです。
今回は、特にアングラでマニアックな用語が多めです。
それでは、懐かしい言葉たちを振り返っていきましょう。
※この記事はChatGPTで作成しています
関連記事:死語紹介第一弾
前回の記事です。
今回のものと比べてメジャーな用語が多めです。
動画解説
動画での解説はこちら
ぜってー見てくれよな!
死語1: 栄光民
まず1つ目は「栄光民」です。
この言葉は「栄光の本スレ民」の略で、過去にあった「2ちゃんねる」というインターネット掲示板の、ドラクエ10本スレの住民を指します。
当時、2ちゃんねるは日本で最も大規模な掲示板で、あらゆるトピックが議論される場所でした。ドラクエ10に関する情報も活発に交換され、プレイヤーたちの交流の場として栄えていました。
特に「栄光の本スレ」は、ドラクエ10の最先端情報が集まり、ゲームをリードする強者たちが集う場所として知られていました。
現在の5ちゃんねるは、やや古いイメージがありますが、10年以上前の2ちゃんねるは、まさにインターネットの最前線であり、多くの有益な情報や戦術がこの場所から生まれていました。
「栄光民」は、全アクセサリーの理論値を達成し、ゲーム内通貨であるゴールドを惜しみなく使うことができる圧倒的な強者たちでした。
彼らは日々熱心に議論を交わし、ドラクエ10の戦略や攻略情報をリードしていました。
しかし、バージョン3のリリース時期に入ると、徐々に「栄光の本スレ」には陰りが見え始めます。
ドラクエ10のバージョン3では、高難易度のエンドコンテンツ「常闇」の実装や、非常に高額な「レンダーヒルズ」の登場、さらにはバージョン3.2でのシナリオボスによって、多くのライトプレイヤーがゲームについていけなくなりました。
強者が集う場所であった「栄光の本スレ」も、全てのプレイヤーが強者というわけではなく、ライト層の離脱が進んでいきます。
ゲームの高難易度化についていけなくなった層は「珍宝民」と呼ばれるようになり、かつての「栄光民」から変化していきました。
一方で、強者たちはTwitterやYouTubeといった新しいプラットフォームに活動の場を移し、情報発信や交流を続けました。
その結果、「栄光の本スレ」は徐々に廃れ、「栄光民」という言葉もあまり聞かれなくなったのです。
死語2: ドンペリ
続いて紹介するのは「ドンペリ」です。
この言葉は、「初期のコインボスのハズレ報酬」を指します。
バージョン1の時代、コインボスの報酬システムは、現在と比べて非常に厳しいものでした。
当時のコインボス戦は、コインを複数投入することができず、1枚持ち寄りで4回戦う必要がありました。
また、金策効率も低かったため、コイン自体の価格が非常に高く、プレイヤーにとって大きな負担でした。
さらに、ボスが強すぎて倒すのが難しく、プレイヤーキャラクターもまだ弱かったため、コインボス戦はまさにエンドコンテンツでした。
アクセサリーの合成仕様も厳しく、望む効果を得るためには多くの試行を重ねなければならず、その結果、「ドンペリ」という呼称が生まれました。
この呼び名は、「聖水」がハズレ報酬だったことに由来しています。
コインボスに挑むために高額なコインを購入し、激しい戦いを乗り越えた後に手に入る報酬が聖水だった時の落胆は、まさに「ドンペリ」とでも呼ばなければやっていられなかったのです。
バージョン2では、ハズレ報酬が「破片」に変更され、「ドンペリ」という言葉も使われなくなりました。しかし、その名残として、今でも一部のコミュニティで過去の思い出として語られることがあります。
死語3: 伝説の四悪魔
次に紹介するのは「伝説の四悪魔」です。
この言葉は、コインボス「伝説の三悪魔」に関連した用語です。
伝説の三悪魔は、その強力な力と独特のギミックで、多くのプレイヤーを苦しめました。
このボス戦では、1分以内に一体のボスを倒さないと次のボスが動き出し、戦況が悪化するという厳しいDPSチェックが存在しました。
その難易度の高さから「伝説の四悪魔」という言葉が生まれました。
「伝説の四悪魔」は、伝説の三悪魔における地雷プレイヤーを指す言葉で、「四人目の悪魔」として揶揄されました。
特に有名なのが、「会心必中を開幕でバラモスブロスにぶっ放す戦士」という都市伝説的な行動でした。これが実際に起きたのかは定かではありませんが、当時のプレイヤーたちの間でよく語られました。
「四悪魔」という言葉の派生として、伝説の六悪魔、七悪魔といった表現も生まれました。
七悪魔は、パーティ全員が地雷行動を取るという自虐ネタとして使われていました。
この言葉は、当時のコミュニティでの内輪ネタとして広まったものですが、最近ではこういった言葉を聞く機会も少なくなりました。
死語4: クズリポ
続いては「クズリポ」です。
この言葉は、ドラクエ10に登場する種族「プクリポ」の一部プレイヤーを指す、ネガティブな言葉でした。
プクリポは、その可愛らしい見た目から人気が高い種族ですが、そのギャップから悪目立ちする行動をするプレイヤーも少なくありませんでした。
その結果、「プクリポはクズが多い」という風評被害が広まり、「クズリポ」という蔑称が生まれました。
しかし、この言葉が廃れた背景には、伝説的なブロガーである「まるすけ」さんの影響が大きいです。
まるすけさんは、ドラクエ10の全盛期に大活躍したブロガーで、彼の存在がプクリポのイメージを大きく支えていました。
まるすけさんは、その圧倒的なクオリティと更新頻度で、ドラクエ10のブログ界隈で長らく頂点に君臨していました。
まるすけさんは、プクリポの中でも特に目立っており、冗談抜きにプクリポの代表的な存在として広く認知されていました。
ライトプレイヤーが楽しくドラクエ10で遊ぶためのブログとして、まるすけさんのブログ「まんまる堂」は非常に人気がありました。
しかし、人気が高まると同時に、特定のアンチ層からの嫌がらせを受け続けることになりました。
最終的に、まるすけさんはブログを閉鎖し、プクリポの代表的な存在がいなくなったことで、プクリポが話題になることも減り、結果として「クズリポ」という言葉も聞かれなくなったように思います。
ちなみに、ゲーム内には実際に「クズリポ」と呼ばれるキャラクターも存在しています。
それは、「道具拡張クエスト」に登場するパッポルの父親です。
彼は、「メラゾ熱」という危険なウイルスをばら撒き、裏でワクチンを売って大儲けを企てるという、まさにクズな行動を取っていました。
このような背景からも、プクリポには様々なイメージが付きまとっていたのです。
死語5: 十字珍宝
「十字珍宝」は、ドラクエ10に対する一部のコミュニティで使われていた蔑称です。
この言葉は、バージョン3の頃に特定の背景から生まれました。
バージョン3では、ゲームの高難易度化が進み、多くのプレイヤーが対応しきれず、離脱するケースが増えていきました。
その中で、かつての栄光を失った一部の「栄光民」が「珍宝民」と呼ばれるようになり、ドラクエ10に対する不満や皮肉を込めた表現として「十字珍宝」が登場しました。
「十字珍宝」という言葉が生まれた背景には、「クロストレジャーズ」というゲームの存在があります。
クロストレジャーズは、当時のドラクエ10のプロデューサーやディレクターが関与したゲームで、その内容がドラクエ10と似ているとされていました。
この類似点が指摘された際、栄光民たちは、ドラクエ10がクロストレジャーズのオンライン版であるかのように揶揄し、「クロストレジャーズ」を中国語風に「十字珍宝」と変換して笑いの種にしました。
また、この時期に中国でのドラクエ10の展開も始まり、中国版ドラクエ10の存在からも「十字珍宝」という名称が用いられるようになりました。
この言葉は、栄光民の中でも特に不満を抱えた層によって広まり、「十字珍宝スレ」として語られました。
「十字珍宝」は、ドラクエ10に対する批判や皮肉を込めたネタとして一部で使われましたが、時代と共にコミュニティが分散し、他のプラットフォームに移行したことで次第に聞かれなくなっていきました。
この言葉は、当時のインターネット特有の内輪ネタの一つとして、ドラクエ10の歴史の中に残ることとなったのです。
死語6: 電
「電」は、かつてのドラクエ10において「魔法戦士」を指す俗語です。
これは、魔法戦士が特定の役割を担っていた時代に生まれた表現です。
魔法戦士は、ドラクエ10で他の職業に「バイキルト」をかけたり、「MPパサー」でMPを供給したりするサポート的な役割が主流でした。
そのため、他のプレイヤーにとっては「電池」のようにMPを補充する存在として見られることが多く、「電池」を略して「電」と呼ばれるようになりました。
この表現は、特に当時のボス戦などで、MP管理が重要だった時代に多く使われました。
魔法戦士が「フォースブレイク」などの攻撃補助スキルを持っていなかった頃、パーティにおける役割がMP補充に特化していたため、コミュニティ内で自然とこのようなニックネームが生まれたのです。
しかし、ゲームが進化するにつれ、魔法戦士のスキル構成が大幅に変更され、「フォースブレイク」などの強力なスキルが追加されました。
これにより、魔法戦士は攻撃補助としての役割を強化し、単なるサポート職から、戦闘での重要なアタッカー兼サポーターとしての地位を確立しました。
その結果、「電」という呼び名は次第に使われなくなり、現在では魔法戦士を指す言葉としてはほとんど聞かれなくなりました。
この言葉は、ドラクエ10の初期を知るプレイヤーたちの間では懐かしい思い出として語り継がれています。
死語7: ユニクロ装備
「ユニクロ装備」という言葉は、初期のドラクエ10でよく使われた表現で、様々な職業で装備可能な、安価で汎用性のある防具を指します。
ゲームの初期段階では、低レベル装備と高レベル装備の性能差が少なく、高レベル装備には様々な制約が伴うことが多かったため、低レベルで手軽に入手できるユニクロ装備が多くのプレイヤーに愛用されました。
このような装備は、多くの職業で使用できるため、装備の選択肢が限られていた当時には非常に便利でした。
バージョン2.1以降、ゲームバランスの調整が進み、新しい装備が登場することでユニクロ装備の重要性は減少していきました。
また、ゲーム内の金策方法が改善されたことで、より高性能な装備を入手することが容易になり、ユニクロ装備は次第に使われなくなりました。
このような背景から、「ユニクロ装備」という言葉も自然と廃れていきましたが、当時のゲーム環境を知るプレイヤーたちにとっては、懐かしい思い出として心に残っていることでしょう。
死語8: クリームパン
「クリームパン」という言葉は、かつてのドラクエ10のグラフィックが低品質だった頃に、手の指がクリームパンのように見えることから生まれた表現です。
ドラクエ10はWiiでのサービス開始当初、グラフィックが荒く、特にキャラクターの指が独立せず繋がっている状態でした。
このため、手を開いたりするアクションで指がクリームパンのように見えることがネタにされました。
この現象は、特に踊り子のクエストなどで顕著で、迫真の演出の中で指が繋がっているのがギャグのように見えることがプレイヤーたちの間で話題となりました。
バージョン3.5でグラフィックがアップデートされ、キャラクターの指も独立するようになり、クリームパン状態は解消されました。
このグラフィックの改善は、運営の努力の賜物であり、当時のプレイヤーからは大いに歓迎されました。
現在では、「クリームパン」という言葉は過去の思い出として語られることが多く、古き良き時代を思い出すネタの一つとなっています。
死語9: これはうまい!
「これはうまい!」は、ドラクエ10の伝説的なブロガー「まるすけ」さんの名言です。
まるすけさんのブログは、ライトプレイヤーに向けた金策情報を中心に、役立つ情報が多く掲載されていました。
「これはうまい!」という言葉は、まるすけさんが金策記事でよく使っていたフレーズで、「これだけ稼げたら美味しいですね!」というポジティブな意味を込めていました。
まるすけさんの記事は、金策を楽しく行うためのヒントを提供し、多くのライトプレイヤーに支持されました。
しかし、まるすけさんはアンチの影響でブログを閉鎖することとなり、その結果、「これはうまい!」という言葉も次第に聞かれなくなりました。
それでも、まるすけさんのポジティブな精神は、今でも多くのプレイヤーの中に生き続けており、「これはうまい!」の精神を忘れずにゲームを楽しむプレイヤーも多いでしょう。
死語10: 苦痛の職人金策
最後に紹介するのは「苦痛の職人金策」です。
この言葉は、あるドラクエ10ブロガーの名言として多くのプレイヤーに親しまれていました。
そのブロガーは、ドラクエ10の初期から活動していた超絶ガチ廃プレイヤーで、彼のブログは日記形式でドラクエ内での活動を生き生きと綴っていました。
彼は非常に熱意のある人物で、情熱的な文章が多くのプレイヤーを魅了し、その支持を集めました。
「今日は苦痛の職人金策をしました」というフレーズは、彼のブログの締めの言葉として頻繁に登場し、職人作業の苦労をユーモラスに表現したものとして共感を呼びました。
当時のドラクエ10では、職人が金策の主力であり、ガチプレイヤーとして活動するためには職人作業が避けられないものでした。
このフレーズは、職人作業の厳しさを面白く描写し、多くのプレイヤーに親しまれると同時に、一部のコミュニティで密かに話題となりました。
しかし、時代が進むにつれて、彼の情熱は次第に薄れ、最終的には「金策とかどうでもよくね?」というスタンスに変わっていきました。
彼は以前のような情熱を失い、このフレーズも次第に使われなくなりました。
闇落ちした彼の姿を見たファンは複雑な思いを抱きつつ、かつての熱い彼を懐かしむ声が多く聞かれました。
「アツかった君のほうが今よりもっとかっこよかったよ…」と、かつての情熱を惜しむファン(主に俺)も少なくありません。
「苦痛の職人金策」という言葉は、当時のガチプレイヤーの奮闘と情熱を象徴する名言として、今でも多くのプレイヤーにとっての思い出として語り継がれています。
↑元ネタの方
あなたが知ってた死語は?
まとめ
今回ご紹介した死語たちは、かつてのドラクエ10を彩った言葉の数々でした。
これらの言葉が生まれた背景には、プレイヤーたちの熱い思いとともに、ゲームへの深い愛情があったことを感じます。
新旧のプレイヤーが交わりながら、これからもアストルティアでの冒険を続けていきましょう。次回もどうぞお楽しみに!
コメント
ブログとは関係ないけど、番組表によると次回の有吉eはムドーに挑戦するそうですよ、ヨモさん。